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SB王会長が広岡氏にG倒V4の勝因語る「工藤はやっと嫌われる監督になった」



[st-kaiwa2]掲載媒体:なんJスタジアム
SB王会長が広岡氏にG倒V4の勝因語る「工藤はやっと嫌われる監督になった」[/st-kaiwa2]

転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1606431403/

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1: 砂漠のマスカレード ★ 2020/11/27(金) 07:56:43.71 ID:CAP_USER9
ソフトバンク王貞治会長が巨人OB広岡達朗氏に「工藤はやっと嫌われる監督になった」と強さの理由を説明(写真・アフロ)

プロ野球の日本シリーズでソフトバンクが圧倒的な強さを見せつけて巨人に4連勝、4年連続の日本一に輝いた。工藤監督は就任6年で5度目の日本一。その采配も円熟味を増しソフトバンクの王貞治会長は、巨人OBで元ヤクルト、西武監督の広岡達朗氏に「工藤はやっと嫌われる監督になりました」と勝因を説明した。

采配も選手起用もぶれなかった
 ソフトバンクは強かった。
 投打において巨人を圧倒しての2年連続の4タテである。
 広岡氏は、8歳下のかつての盟友、王会長に祝福の連絡を入れた。
「ワンちゃん。工藤はいい監督になったな」
「はい。工藤はやっと嫌われる監督になりました」
 嫌われる監督になった…最高の賛辞だ。
「工藤監督がしっかりしている。だから内側のことを考える必要はないんだ」と、メディアに話していた王会長も広岡氏ゆえに本音を漏らしたのだろう。

「王が言うんだ。工藤はいい監督になりました、やっと選手に嫌われる監督になりましたと。采配も選手起用もぶれなかった。そこには信念をもって采配するという姿があった。監督というのは、選手に嫌われてこそ一流。私も監督時代は選手に嫌われていただろう。選手に迎合して何を教えることができるのか。工藤はシーズンを通じて情を捨て勝利に徹した。それがチーム内競争の空気を作った。日本シリーズでもそうだった」
 工藤監督は、シーズンを通じて、ぶれない采配を貫いた。打線が不振に陥ってもファームで3割を打っていた内川を昇格させず、チームリーダの松田もスタメンから外した。
 日本シリーズの第3戦でも先発のムーアが7回までノーヒットノーランを続けていたが迷うことなく交代を告げ、8回からモイネロー森の必勝リレーにつないだ。
「今日はどうしても勝ちたかった」
 試合後、工藤監督は、こう言った。 
 ベンチ内でムーアのそばに駆け寄り話をして本人の意思を確認したようだが、おそらく交代を決めてから話をしたのだろう。ムーアに嫌われようが、ファンにどう思われようが、決断は揺るがない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ed87399c4fd890dcfee59ec07aaaff9f59a97c19
11/27(金) 6:30配信

2: 名無しさん@恐縮です 2020/11/27(金) 07:57:19.31 ID:IPLhSw/30
 タブーなき選手起用ゆえにチーム内競争は激しくなる。
 レギュラーを確約されている選手は柳田、グラシアルら数人程度。
 第3戦で、大差をつけているにもかかわらず代打で出場した長谷川は、セカンドの右に強烈なゴロを放つと一塁へのヘッドスライディングを敢行。吉川のファインプレーで間一髪アウトになったが、その場で地面を叩いて悔しがった。この姿を生むチームの空気を作ったのが、工藤監督の「選手に嫌われる」采配なのだ。

 広岡氏も西武監督時代は、私生活から厳しい管理野球を徹底して選手に嫌われた。江夏豊氏が反旗を翻したこともある。それでもぶれず勝った。西武の黄金期を作った。

 広岡氏は、こう続ける。
「工藤は勉強をしている。私が強く希望して工藤をドラフト6位で獲得した。だが、2年が過ぎ、“こいつは野球をなめている”と感じたので、そのオフに米国のシングルA(サンノゼ・ビーズ)へ修行に出した。マイナーはハンバーガーリーグと言われるほど競争が激しくハングリーな場所。野球をなめている工藤に本当のハングリーというものを肌で感じさせたかったのだ。そこから工藤の態度は一変した。私が西武を離れたあと、FAでダイエーへ移籍して、その後、巨人でプレーし、人的補償で取られた横浜でもプレーをした。彼は他所の飯を食い苦労した。そして勉強した。巨人一筋の原とは違う点だ。監督になって1年目、2年目は戸惑いもあったのかもしれないが、今は冷静に迷うことなく采配をふるっている。監督として立派になったと思う」

 6年前に工藤監督がソフトバンク監督就任1年目に日本一となった際、夫妻で広岡氏の自宅を訪れ「おかげさまで立派になりました」と挨拶したという。

 工藤監督は第2戦では6回に「一人一殺」の継投を繰り出して巨人に流れを渡さなかった。短期決戦の戦い方を知っているのである。
「ソフトバンクが巨人に優っていた点はいくつもあるが、投手力は特に目についた。どの投手も投球フォームの軸がぶれていない。つまり正しい投げ方をしているからボールが速いのだ。開幕投手を務めた東浜が怪我でいなくても影響はなかった。この投手陣を作りあげたのは工藤ゆえの指導力だと思う」

3: 名無しさん@恐縮です 2020/11/27(金) 07:57:38.68 ID:IPLhSw/30
ソフトバンクは出てくる投手のほとんどが150キロ台をマークして巨人打線の度肝を抜いた。G戦士は若手もベテランも、そして4番の坂本もそのストレートの球威に戸惑っていた。鉄壁の投手王国を作ったことも工藤監督の功績だと広岡氏は称える。

「工藤は、西武の黄金期の野球を知っている。守り重視。基本重視の野球だ。あの頃の西武と、今のソフトバンクを比較することは難しいが、内側からしっかりと生え抜きの若手を育成しているソフトバンクは、当分負けないだろう」
 広岡氏はソフトバンク黄金期の到来を認めた。来季勝てばV5。もしかすると広岡氏が初期にかかわった巨人のV9を超えるのかもしれない。

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