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氷河期世代(47)「コロナで友人が一斉に不幸になり心地良かった」



[st-kaiwa2]掲載媒体:なんJスタジアム
氷河期世代(47)「コロナで友人が一斉に不幸になり心地良かった」[/st-kaiwa2]

転載元: https://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1611524514/

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1: 風吹けば名無し 2021/01/25(月) 06:41:54.28 ID:EZ0nTHlx0
https://news.yahoo.co.jp/articles/739d513a1e4565cb386f8fa530234733942dc0dc
日本中が絶望にある今の状況を「歓迎」する人の声
1/24(日) 16:05
配信 NEWSポストセブン

 他人の不幸は蜜の味、とはよく言うが、この新型コロナウイルスによって仕事、生活、人生、ひいては社会が予想しない方向へ向かおうとしていることを、大歓迎で楽しいとさえ感じる人たちがいる。ライターの森鷹久氏が、なぜ彼らが「喜び」を感じているのか聞いた。

 * * *
 新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、全国の失業者が8万人を超えたことが厚生労働省の発表で分かった。この数は、今後も増大する可能性が高く、コロナに感染するかもしれないという恐怖以上に、社会に暗い影を落としている。

 しかし、日本国中が絶望にある今の状況を「歓迎」するという人々もいる。

「幸せだった人、順風満帆の人生を送ってきた人たちが、コロナで辛い目にあっているという姿を見るのが、正直快感というか。これまで頑張ってきた人達が苦しみ、頑張ってもどうにもならず、頑張ることを辞めた私は、以前と変わらない生活を続けられている。みんなはマイナスだが、私は現状維持。その差こそ、初めて感じた『喜び』です」

 埼玉県在住の小川栄吾さん(仮名・47歳)は、就職氷河期ど真ん中に大学を卒業。第一志望だった保険会社、商社の採用からはことごとく漏れ、現場作業員などのアルバイトを経て、知人の紹介で全く希望していなかった清掃会社に入社したという経歴を持つ。

2: 風吹けば名無し 2021/01/25(月) 06:42:12.86 ID:EZ0nTHlx0
 他人の不幸は蜜の味、とはよく言うが、この新型コロナウイルスによって仕事、生活、人生、ひいては社会が予想しない方向へ向かおうとしていることを、大歓迎で楽しいとさえ感じる人たちがいる。ライターの森鷹久氏が、なぜ彼らが「喜び」を感じているのか聞いた。

 * * *
 新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、全国の失業者が8万人を超えたことが厚生労働省の発表で分かった。この数は、今後も増大する可能性が高く、コロナに感染するかもしれないという恐怖以上に、社会に暗い影を落としている。

 しかし、日本国中が絶望にある今の状況を「歓迎」するという人々もいる。

「幸せだった人、順風満帆の人生を送ってきた人たちが、コロナで辛い目にあっているという姿を見るのが、正直快感というか。これまで頑張ってきた人達が苦しみ、頑張ってもどうにもならず、頑張ることを辞めた私は、以前と変わらない生活を続けられている。みんなはマイナスだが、私は現状維持。その差こそ、初めて感じた『喜び』です」

 埼玉県在住の小川栄吾さん(仮名・47歳)は、就職氷河期ど真ん中に大学を卒業。第一志望だった保険会社、商社の採用からはことごとく漏れ、現場作業員などのアルバイトを経て、知人の紹介で全く希望していなかった清掃会社に入社したという経歴を持つ。

4: 風吹けば名無し 2021/01/25(月) 06:42:44.34 ID:EZ0nTHlx0
「都内の大きなビルに常駐し、ひたすら館内の清掃を行います。自分と同じくらいの年齢のサラリーマンが、ビシッとスーツ姿で、かわいい女性社員を引き連れて歩いていたり、商業施設で買い物をする若者を見ていると……俺は何なんだって、絶望しかありませんでしたよ」(小川さん)

 就職に失敗し、30代を過ぎてもまともな仕事にすら就けない友人と比較すれば自分はマシだと思えた。だが、いつまでも「自信」を持てない小川さんは、仕事のことを聞かれるのが嫌で、友人との飲み会や会合からも足が遠ざかった。当然、出会いといえる機会もほとんどなくなった。

「職場ではそれなりに昇進し、清掃作業監督者などの資格も取得しましたが、長くいればいるほど、この業界から足を洗えないし、潰しが利かなくなる。かといって転職しようにもその気力はない。そんな感じでズルズルきました」(小川さん)

 コロナ騒動直前の一昨年頃には、多忙ではあるが先の見えない仕事と、自身の将来を悲観し続けたことで精神的にダウンした。別に住む場所や食べ物に困っているわけではなかったが、周囲と比較した時、結婚もしておらず子供もいない自分がひどく惨めに思えたのである。

「同級生は、すでに課長になっているような年代。私も会社では部下をまとめる立場でしたが、将来性が圧倒的にない。世の中が好景気だろうが不景気だろうが仕事の増減もなく、私のように家庭もなく、中途半端な年齢の社員はリストラの対象だとも言われていて、鬱状態に陥りました」(小川さん)

6: 風吹けば名無し 2021/01/25(月) 06:42:59.73 ID:EZ0nTHlx0
 ところが、世の中がコロナ禍に見舞われると、小川さんの心境は一転。心のモヤモヤが晴れたという。どういうことか。

「飲食店を何件も経営していた友人が会社を潰したり、一流大学を出て一流会社に勤めていた同級生がSNSにコロナを悲観する書き込みをしていたりしました。それまで、SNSも友人の自慢話ばかりで見てもいいことはありませんでしたが、彼らが苦しいと訴える書き込みを見ると安心できました。ニュースもコロナコロナ、失業者が増えた自殺が増えたという報道を見て、自分以外の人たちが一斉に不幸になっている様子が、すごく心地よかった」(小川さん)

 大手企業や商業施設が軒並み休業に追い込まれる中でも、小川さんの仕事が減ることはほとんどなかった。

「将来、何か大きく開ける希望はないですが、絶対に無くならない仕事だと気がつきました。2回目の緊急事態宣言で、いよいよ会社の経営が傾きそうだ、なんて言っている同級生を見ると、この状態がずっと続いてほしいとすら思います。努力しても夢は叶わず、努力しなければ世の中は自分より高いところに上がっていく。ここにきて、世の中が勝手に自分の方に落ちてきたというか。『グレート・リセット』ではないでしょうか」(小川さん)

 持続性がある社会を目指して、もっと公平な未来を目指して現状を見直す「グレート・リセット」が、2021年世界経済フォーラムの年次総会、ダボス会議のテーマだ。そのテーマには、企業は株主のためだけでなく、社会も含めたあらゆる利害関係者のために活動すべきという考え方の転換も含まれているのだが、小川さんが言わんとするのはいわゆる「ガラガラポン」の意味での「リセット」。頑張った人もそうでない人も、全てが「一からやり直し」の状態になることを歓迎し、より自分が卑屈にならずにいられる世界を待ち望んでいるのである。

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