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『ファミスタ』『燃えプロ』…ファミコン野球ゲーム進化の歴史



[st-kaiwa2]掲載媒体:なんJスタジアム
『ファミスタ』『燃えプロ』…ファミコン野球ゲーム進化の歴史[/st-kaiwa2]

転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1615684402/

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1: 砂漠のマスカレード ★ 2021/03/14(日) 10:13:22.19 ID:CAP_USER9
―[絶対夢中★ゲーム&アプリ週報]―

 まもなく3月26日に今年のプロ野球が開幕。野球ファンは「さあ、始まるぞ!」と気合いが入るころでしょうか。というわけで今回は、初期のファミコン野球ゲーム(1983~1988年)の進化の歴史を振り返っていきたいと思います。

『ベースボール』(任天堂/1983年)
 ファミコンで最初に発売された野球ゲームといえば、青いカセットでおなじみの『ベースボール』。1983年、ファミコン本体と同年のタイトルです。

 野球ゲームといっても、まだおもちゃの野球盤のイメージがあり、守備はオート。それでも「T」「G」「S」など、セリーグの球団を思わせるチームが用意され、ファミっ子は想像力を膨らませながらプレイしていました。

『プロ野球ファミリースタジアム』(ナムコ/1986年)
 野球ゲームを一気に進化させたのは、1986年発売の『プロ野球ファミリースタジアム』。進化には2つのポイントがありました。ひとつは“野球”としての完成度。走攻守のすべてが揃い、打った手応えや守備の感覚もリアル感がありました。

 もう1つ、“プロ野球”という切り口も全面に押し出されていました。「ナムコスターズ」を含む全10球団が選択でき、選手名はほぼ実名。変化球の曲がり具合や打球の伸び、足の速さなども異なっていました。プロ野球ファンが熱を入れて遊べる、そんな夢のゲームが誕生したのです。

『燃えろ!!プロ野球』(ジャレコ/1987年)
 1987年発売の『燃えろ!!プロ野球』は、テレビ中継を意識した画面デザインが新鮮だったタイトル。現在はどれだけテレビ中継そっくりかも野球ゲームの評価軸のひとつとなっていますが、その先駆けといってもいいでしょう。当時としては、各投手の迫力あるモーションや審判の合成音声も臨場感がありました。

 ただ、ホーナーやバースなどはバントしただけでホームランになり、キャッチャーの手はどこまでも伸び、ストライク・ボールの判定もバグがありメチャクチャ。それゆえ、バカゲーと呼ばれることも多いですが……。

『エキサイティングベースボール』(コナミ/1987年)
 コナミの野球ゲームというと1989年の『がんばれペナントレース!』が有名ですが、それ以前、1987年にディスクシステムで発売されたのが『エキサイティングベースボール』。ディスクシステムのセーブ機能を活かして、自作のチームをエディットし成長させる要素が導入されていました。さらにはプレイヤー同士で選手のトレードもできました。

『究極ハリキリスタジアム』(タイトー/1988年)
 一時期『ファミスタ』と並ぶほどの勢いがあったのが『ハリスタ』シリーズ。1988年発売の『究極ハリキリスタジアム』は、ファミスタよりもカジュアルな雰囲気で遊びやすかったのが特徴。

 速球派の投手の能力を上げると投げられるようになる「炎の魔球」もインパクトがありました。アナウンサーと解説者の掛け合いが入るのも『ハリスタ』らしいところ。あの頃は巨人戦が毎日テレビ中継されていましたね。

『ベストプレープロ野球』(アスキー/1988年)
 他の野球ゲームとは一線を画し、シミュレーションの方向性を開拓したのが『ベストプレープロ野球』。『ダービースタリオン』の生みの親、薗部博之さんの初期の作品です。プレイヤーは監督となり、試合で指示を出して采配しますが、オートにすることも可能です。

 選手の能力をエディットし、実在チームの再現やオリジナルチームの作成など、プロ野球ファンの妄想が形になるパラレルワールド的な楽しさがありました。ファミコンを夜通しつけっぱなしにしてペナントの結果がどうなったかを朝チェックする、そんな遊び方もされていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fb5dcbd4799119bc967bf7d0e26cefe3c27dbf58
3/14(日) 8:31配信

2: 名無しさん@恐縮です 2021/03/14(日) 10:13:30.18 ID:+bmBLcaa0
『スーパーリアルベースボール』(バップ/1988年)
『スーパーリアルベースボール』はファミコン初の「プロ野球12球団公認」を掲げた野球ゲーム。1988年に開業した「東京ドーム」も再現されています。といっても、いわゆるファミスタ的な守備ではない独自のシステムが導入され、操作が非常に難しかったのを覚えています。ゲームの中身は“リアル”といえず、やや名前負けでした。

 以上、1988年までの主要なファミコン野球ゲームを見てきました。このあとも王者『ファミスタ』の牙城を崩すべく、さまざまな野球ゲームが登場します。1994年、スーパーファミコンで『実況パワフルプロ野球’94』がリリースされるまでの戦国期の振り返りはまたいつか。

―[絶対夢中★ゲーム&アプリ週報]―

【卯月鮎】
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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