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斎藤佑樹が本音を告白「どれだけ叩かれても叩かれても…」



[st-kaiwa2]掲載媒体:なんJスタジアム
斎藤佑樹が本音を告白「どれだけ叩かれても叩かれても…」[/st-kaiwa2]

転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1618141846/

1: 砂漠のマスカレード ★ 2021/04/11(日) 20:50:46.27 ID:CAP_USER9
「花粉症、大丈夫ですか?」

ポカポカと暖かい春の陽気のなか、鎌ケ谷スタジアムに現れた北海道日本ハムファイターズ・斎藤佑樹(32)は笑顔で本誌記者を気遣った。

伝説となった’06年の夏の甲子園決勝の引き分け再試合。体形はあのころと少しも変わらない。「王子」は真っ白いユニフォームがやたらと似合うのだ。

ドラフト1位で日本ハムに入団するも、プロ10年の通算成績は15勝26敗。ここ3年は未勝利で昨季は一度も一軍に上がれなかった。ファームでの防御率は9点台。秋には右ヒジ靭帯の断裂が判明した。

オフに減額制限(25%)近い大減俸を喰らったが、ファンは許さず、「どうしてクビにしないのか」「給料泥棒」と猛バッシングを続け、追及の手を緩めようとしなかった。

それでも、斎藤に落ち込む様子はない。

「ネットニュースはもう何年も見てないですね。無視しているのではなく、そこにエネルギーを割く余裕がないんです。ケガを治し、コンディションを整えて、もう一度、一軍のマウンドに上がる。そこに自分の力を100%注いでいます」

目力(めぢから)を感じるのは覚悟が定まっているから。斎藤はいま、野球人生を懸けた大勝負に臨んでいるのである。

◆名もなき治療法

斎藤の野球人生を左右する悲劇が起きたのは昨年10月のことだ。

「いつもならブルペンで30球も投げればヒジが温まるんですが、何球投げても冷え切ったまま。それどころか腕が張るような違和感があった。結局、ブルペンで70球くらい投げてからマウンドに上がったんですが、指に力が入らない。真っ直ぐはまったくスピードが出ず、フォークはマウンドのすぐ近くでワンバウンド。スライダーも抑えがきかなくて大暴投になる。1イニングを投げ切ることすら、できなかった。気づけば右ヒジに激痛が走っていました」

長い野球人生、故障は何度も経験してきた。この2ヵ月前にも右ヒジが筋肉痛に似た痛みに襲われ、病院でMRIを撮ってもらったが異常なしだった。

だが、あきらかにこれまでの故障とは違っていた。病院に向かいながら覚悟はしていたが、実際に断裂した靭帯の画像を見せられると言葉が出なかった。

「何を感じ、どんな顔をしたのか、ドクターに何と言ったのか。覚えていないんですよ。ショックだったんでしょうね」

笑顔を絶やさない斎藤はしばしば、「危機感に欠ける」と叩かれる。夏の甲子園を制し、東京六大学リーグでも優勝して、ドラ1でプロ入りした超エリート。そんな彼が持つ強靭なメンタルのなせるワザなのだが、斎藤の強心臓でも頭が真っ白になるほど、靭帯断裂の事実は重かった。

「覚えているのは、ドクターがその場で治療法を提案してくれたこと。切れた靭帯を縫い合わせる再建術、いわゆるトミー・ジョン手術も提案されましたが、僕が惹(ひ)かれたのは、プロではまだ誰もトライしたことのない新しい治療法でした。新しすぎて名前もないくらいで……」

ショックで真っ白になっていた頭が、その数分後にはフル回転していた。導き出された答えは「この名もなき新しい治療法を選ぶべき」だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f301e368783fbf5e4df1def92617c6ea3b2f63b9
4/11(日) 15:02配信
20210411-00000005-friday-000-2-view

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