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虎の“怪物新人”佐藤輝明は「打たされている」のか…OP戦の本塁打記録はシーズンの結果に直結しないというデータ.370 4本 6打点



[st-kaiwa2]掲載媒体:なんJスタジアム
虎の“怪物新人”佐藤輝明は「打たされている」のか…OP戦の本塁打記録はシーズンの結果に直結しないというデータ.370 4本 6打点[/st-kaiwa2]

転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1615847131/

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1: 砂漠のマスカレード ★ 2021/03/16(火) 07:25:31.04 ID:CAP_USER9
阪神のドラフト1位、佐藤輝明(22)のバットが止まらない。オープン戦8試合に出場して12球団トップの4本塁打で打率.370も4位。その実力に疑いの余地はないだろう。問題は、シーズンでどこまでやるか。新人では初となるOP戦本塁打王も見えてきたが、“非公式試合”の結果が本番に直結するわけではない。佐藤は打たされているのか、それとも…。

新人のOP戦本塁打王を獲得すれば長嶋茂雄氏以来
 “虎の怪物ルーキー”は打席に立つ度に過去の歴史帳をめくりかえしつつある。5日のソフトバンクとのオープン戦初戦では、開幕投手の石川から初打席初本塁打。阪神の新人としては1987年の八木裕以来、34年ぶり。14日の巨人戦では左腕の高橋優から早くも4号。ファウル判定がリクエストで覆ったものだが、1972年に望月充氏が作った3本の新人OP戦最多記録を49年ぶりに更新した。過去にOP戦で4本塁打以上をマークした新人は1972年の佐々木恭介氏(近鉄)の5本、1989年の大豊泰昭氏(中日)の4本に次いで3人目だ。
 現在の4本塁打は単独トップ。長打率の.852も「出塁率+長打率」でチームへの貢献度を示すOPSも1.245で1位だ。打率.370は4位、6打点も4位につけている。
 もし佐藤がこのままトップを守りOP戦本塁打王となれば、1958年の長嶋茂雄氏(巨人)が7本を打って以来、63年ぶりの快挙となる。ドラフト制導入後では初だ。長嶋氏は、シーズンでも29本塁打を放ちタイトルを獲得しているが、オープン戦の本塁打記録は、シーズンの結果に直結するのだろうか。
 元千葉ロッテの評論家、里崎智也氏は否定的だ。
「過去にオープン戦の本塁打王のうち何人が本番でタイトルを取りましたか?オープン戦の首位打者はどうですか? すでに実績のある選手は別にして、外国人や新人などの新戦力のオープン戦の結果はまったく参考になりませんよ」
 ここ10年の“OP戦本塁打王”の結果を追跡してみるとこうだ。
【2020年】中島宏之(巨人)4本→7本、オースティン(横浜DeNA)4本→20本【2019年】大田泰示(日ハム)5本→20本、陽岱鋼(巨人)5本→4本【2018年】バレンティン(ヤクルト)6本→38本、(ソト41本)【2017年】は高山俊(阪神)4本→6本、大谷翔平(日ハム)4本→8本。ダフィー(ロッテ)4本→6本、白崎浩之(横浜DeNA)4本→0本【2016年】柳田悠岐(ソフトバンク)5本→18本【2015年】ミレッジ(ヤクルト)5本→1本【2014年】柳田4本→15本【2013年】柳田6本→11本【2012年】ホワイトセル(ロッテ)3本→9本
 柳田の2013、2014年はまだブレイク前。2016年は34本を打った翌年で落ち込んだ年。OP戦の調子が本番と直結したのは、昨年の横浜DeNAのオースティンと2019年の大田、2018年のバレンティンくらいだろう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ff69268c53b3193a488bc12f47dac1311541f0fd
3/16(火) 6:34配信

2: 名無しさん@恐縮です 2021/03/16(火) 07:26:00.09 ID:EJBt4p3a0
さらに新人記録で見れば、前出の佐々木氏の1年目は故障もあって打率.246 5本、12打点に終わり、大豊氏も打率.233、14本、36打点の成績。佐々木氏は7年目の首位打者、大豊氏も6年目に38本塁打でタイトルを獲得しているが、そこまでに時間は要した。
逆に31本の新人最多タイ記録を作った西武時代の清原和博氏のOP戦での本塁打はゼロだった。
 里崎氏は佐藤の結果の裏に見え隠れしているOP戦の特殊事情を説明する。
「佐藤は軸で打つスタイルでポイントも近く打撃フォームが崩れない。そしてパワーもある。どのコース、どの球種に対しても同じ形でフルスイングできて逆方向にも飛ばせるのが特長でしょう。でも一方で、今は打たされているという可能性もあるんです。オープン戦で、同一リーグの対戦の場合、外国人や新人などデータのない新戦力に対しては、まず打たせるんです。ここに投げれば打たれる、こういう反応をしてくる、というのが、まず知りたいデータなんです。そこから崩す対策が見えてくるからです。どこに投げれば抑えられるかではなく、どこに投げれば打たれるか、が対戦する側からすれば、もっとも知りたいデータなので、打たれた広島、巨人は、逆にいい材料を手にしたということになるんじゃないですか」

 阪神の場合、オープン戦期間中に「打たされた」典型は2001年のクルーズだろう。オープン戦は打率.385、7本塁打、14打点とバカ当たりして、勢いのまま開幕2戦目の巨人戦では勝ち越し2ランを放ったが、その後は、各球団に対策をされて打率は急降下。怪我もあったが、終わってみれば70試合、打率.234、14本塁打、34打点で退団。2003年に中日に入団したが、打率.222、11本塁打、34打点に留まり、4番の責任は果たせなかった。
 佐藤の4本の本塁打はすべて真ん中から外寄りの甘いストレートを逆方向に打ったもの。リーチを生かした打撃スタイルで、そこが“ツボ”であることは浮き彫りになった。
 前阪神2軍チーフコーチだった評論家の高代延博氏も、14日の巨人戦でのバッテリーの配球には「テストの意味合いが濃い」と見た。
「真剣に打ち取りに行ったのなら佐藤が得意とする外角へストレートは投げないでしょう。この後の打席では、左腕の戸根が変化球の対応がどうかを試していましたね。佐藤の傾向を読み取った意味で打たれた巨人にとって収穫は大きかったんじゃないですか」

3: 名無しさん@恐縮です 2021/03/16(火) 07:26:36.67 ID:EJBt4p3a0
巨人の炭谷はインサイドに構えていたが、左腕の高橋優が投じたストレートは、真ん中へ入り、左翼ポールを巻く形で弾き返された。おそらく、そこまで厳しくインサイドを突こうという意識はバッテリーにはなかった。7回にも左腕の戸根は、初球にど真ん中にストレート。続くスライダーが甘く浮いてライト前にヒットを打たれたが、これもバッテリーは、変化球への反応を確認しているようにも見えた。
 高代氏が続ける。
「佐藤は、どのボールに対しても後ろ重心で、そう体重移動はせずに近いポイントでフルスイングをしますからストレートは逆方向に飛び、変化球は引っ張る形になります。おそらく球種やコースは絞らずにストレート待ちの変化球対応という待ち方をしているんでしょう。バッテリーにとって一番厄介な打者。その基本スタイルで、あれだけ打てるのは彼がタダモノではない部分ですね。リーチがあるので変化球にも対応ができます。問題は、あのアッパースイングでインサイドのストレートを引っ張れるかどうか。そして膝元から下に落ちる変化球。外へ逃げる変化球への対応でしょう。去年ファームで対戦したときの佐藤もホームベースに落ちるような変化球に手を出し打ち取られていました。各球団ともに本番では、その配球を徹底してきますよ。そういう意味でオープン戦の結果を鵜呑みにはできません。ただデータ通りの攻めをしっかりとできるピッチャーとできないピッチャーがいます。オープン戦同様に確実に攻略していければ20本は打つでしょう」
 今日16日のヤクルト戦(神宮)を含めてオープン戦は残り7試合。矢野監督が開幕スタメンを約束した佐藤は、どこまで記録を伸ばして3月26日のヤクルト戦を迎えることになるのだろうか。

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